パパの実家にはトイプードルのさくらちゃんがいます。
ほたるのもう一人の妹分で、ぴょんぴょん元気な女の子です。
この頃はお庭を走りまわっていますが、今は両後ろ足の膝蓋骨脱臼で思うように走ることができません。
通院しているのですが、体が小さいので麻酔に耐えられないかもしれないといわれているそうです。
ブログを見ていただいている方の中にはご存知の方もいらっしゃると思いますが、
ほたるも膝蓋骨脱臼で手術をしています。
あれはまだあかりがおトイレがうまく覚えられなくて、お出かけの時はおむちゅだったころ。
ちょうどお正月で義実家へ帰省していたのですが、
ほたるが後ろ脚をピコピコ上げていて慌てて病院へ行くため帰宅しました。
いつもの病院で触診をしていただいたところ、
「大丈夫そうですけどね~。
心配でしたらレントゲン撮ることもできますけど、撮りますか?」
と言われました。
「大丈夫そう」という言葉で少し安心しつつも、
症状が出る頻度も多くなっていて診察だけで安心できなかった私たちはレントゲンをお願いすると、
「膝蓋骨脱臼、グレードⅡかⅢくらい」と言われました。
「大丈夫だと思う」と言われてすぐにグレードⅡかⅢの診断に変わったことに不安を覚えました。
ほたるとあかりのかかりつけ医は大きな病院で、10人以上先生がいます。
若い先生も多くいらっしゃり、活気のある病院です。
でも、ほたるの症状を病院に行く前にたくさん調べて、
膝蓋骨脱臼かもしれない…と考えていた私たちは、
グレードⅡは”後ろ足を曲げた時に頻繁に脱臼する状態”なのに触診でわからないのか?と
疑問に思ってしまったのです。
この時は手術の話を聞いたものの、もやもやとしながら病院を後にしました。
ついこの間まで、こんなに元気にふたりで遊んでたのに。
なんの症状も出てなかったのに。
ほたるは当時1歳5か月。
走るのが大好き。お友達と遊ぶのが大好き。
そんなほたるが脚が痛くて走りたいのに走れないなんて。
当時、我が家はリビングも寝室も敷けるところはコルクマットを敷いていました。
フローリングは脚に悪いと聞いていたから色々対策をしてたのに、何がいけなかったんだろう。
ソファ?ベッド?それともコルクマットを敷けていなかった廊下?
悔やんでも悲しんでも、ほたるの脚は良くならない。
ほたるにできるベストをしよう。
パパとそう決めて、一番もやもやしていた診療結果についてどうしたら納得できるかを考えました。
まず、専門医に見てもらいたい。
診断結果が変わらなかったとしても、それから治療方針を考えたらいい。
そこで専門医を探し、病院へ相談のご連絡をしたところ、
急遽専門医である院長先生に見ていただけることになりました。
院長先生は穏やかな方で、大学教授タイプ。
お話をしっかりしていただける方で質問にも丁寧に答えてくれます。
診断の結果は膝蓋骨脱臼のグレードⅡでしたが、
レントゲンで前十字靱帯の部分断裂の所見が見られることがわかりました。
膝蓋骨脱臼だけだったら、手術をするかどうかとても悩んだと思います。
「走るのが大好きな子なんですが、また走れるようになりますか」
そう医院長先生に尋ねました。
「必ず走れるようにします」
力強い言葉。
この診断で、心は決まりました。
そこからはトントン拍子に話が進みました。
手術をすることを決めたら、
「すでに入っている手術が終わった後になるので、待ち時間はかかるかもしれないけれど」と、
医院長先生がすでに入っているところに無理やり予定を入れてくれました。
手術は無事成功。
術前の関節鏡での診断で、やはり前十字靱帯の一部断裂の確定診断。
TTAというインプラントを入れる手術をし、一緒に膝蓋骨脱臼の手術を行いました。
手術が終わったあと、ほたるに会いに行きました。
パパ、ママ、あんよが動かせないの…と見ているこちらも苦しくなります。
頑張ったね、ほたる、頑張ったね。
何度も声をかけました。
参考になればと思いますので、赤裸々に金額も。
通院分抜きで税込40万円ちょっと、保険分を除いて18万円。
保険入っててよかったとつくづく思いました😅
あーちゃん、当時4か月。
あーちゃんも大好きなねぇたんと離れて頑張ったんだよ。
手術をお勧めするわけでも、手術をお勧めしないわけでもありません。
パパさん・ママさんの数だけ、考え方もあると思います。
少しでも後悔しないように、少しでも納得できる答えを出せるように、
たくさん悩んで、たくさん学んで、たくさん幸せだねって笑えるように。
少しでもあれ?って思ったら、セカンドオピニオンをお勧めします。
ほたるはいまこんなに元気です🎶